
江東区の妊婦健診受診率は4割未満。つわりや仕事で忙しいママへ贈るお口のメッセージ
「妊娠中、お腹が重くて動くのが大変。でも、お口のケアって本当に必要なの?」
「つわりで歯磨きが辛い……赤ちゃんの歯に影響はないのかな?」
「江東区の妊婦歯科健診のハガキが届いたけれど、いつ行けばいいの?」
こんにちは。亀戸の本内歯科クリニック院長の本内一己です。
新しい命を宿し、日々変化する体と向き合いながらお仕事を頑張ったり、出産の準備を整えたりしている妊婦の皆様、本当にお疲れ様です!私自身も2児の父親であり、妻の妊娠期の大変さや不安を一番近くで見てきましたので、そのご苦労は本当によく理解しています。
実は今、私たちがクリニックを構える江東区において、妊婦さんの予防歯科に関して「非常に心配なデータ」が出ています。今回は、江東区の最新行政データをもとに、なぜ「マイナス1歳(お腹の中にいる時)」からの歯科ケアが重要なのか、現役歯科医師の視点からわかりやすくお話しします。
■ブログ監修:本内歯科クリニック 本内院長

【データで見る】江東区の「妊婦歯科健康診査」受診率は4割以下という現実
江東区から発表された「令和7年度 各事業実績」の統計データによると、江東区における各歯科健診の受診状況は以下のようになっています。
■ 江東区 歯科健康診査の実施状況(令和7年度最新データ)
- ・1歳6か月児歯科健康診査: 対象 3,819人 / 受診 2,677人(受診率 70.1%)
- ・妊婦歯科健康診査: 対象 4,193人 / 受診 1,660人(受診率 39.6%)
1歳6ヶ月児健診の受診率が70.1%と非常に高いのに対し、妊婦歯科健診の受診率は39.6%と、実に全体の6割以上の妊婦様が無料健診を受けられていない(受診率が4割を切っている)のが現実です。
「つわりが重くて歯医者どころじゃない」
「仕事が忙しくて時間が取れない」
「出産後に子どもを連れて行けばいいや」と思われるお気持ちも本当によく分かります。ですが、歯科医師として、そして同じ親として、これだけは皆様にお伝えしたいのです。
「赤ちゃんの歯の健康づくりは、産まれてからではなく、ママのお腹の中にいる時(マイナス1歳)からすでに始まっている」ということを。
なぜ「マイナス1歳」から?乳歯は胎内(妊娠初期)で作られています

「赤ちゃんの歯は、生後6ヶ月ごろから生え始めるもの」と思っていませんか?
実は、赤ちゃんの乳歯の『芽(歯芽:しが)』は、妊娠7〜10週目という極めて早い段階から、ママのお腹の中で作られ始めています。商そして、妊娠4ヶ月頃からはその芽にカルシウムなどが固着し、どんどん硬い歯へと成長していくのです。
つまり、赤ちゃんが産まれてくる頃には、すでに歯ぐきの中で乳歯がしっかり完成に近い状態まで準備されています。
ママのお口のケア不足と「偏った食事」が危険な理由
妊娠中はホルモンバランスの変化によって唾液の分泌量が減り、普段よりもお口の中が最も虫歯や歯周病(妊娠期歯周炎)になりやすい危険な環境になります。
つわりで歯磨きが不十分になったり、つわりを紛らわせるために甘いものや酸っぱいものを少しずつ口に含んだりすることで、ママのお口の中は虫歯菌の危険に晒されます。
さらに、お腹の赤ちゃんの綺麗な歯や骨を作るためには、ママが摂取する栄養バランス(カルシウム、タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dなど)が不可欠です。つわりで食生活が偏ったり、ママのお口の健康が損なわれて食事がしっかり噛めなくなったりすると、お腹の中の赤ちゃんの歯の発達にも直結してしまうのです。
「安定期(5ヶ月)」での受診は、歯科医師から見ると「実は少し遅い」!?
一般的に、妊婦さんが歯医者さんに来院されるタイミングとして最も多いのが、つわりが落ち着く「妊娠5ヶ月(安定期)」頃です。
確かに、治療を行う時期として安定期は非常に安全で適したタイミングですが、「赤ちゃんの歯ができるスピード(マイナス1歳からの予防)」という観点から考えると、歯科医師としては『少し遅い』と感じるのが本音です。
本当に理想的なのは「妊活期(妊娠する前)」からのメンテナンス!
だからこそ当院では、将来赤ちゃんを望まれている「妊活中の時期」からの事前メンテナンスを強くおすすめしています。
妊娠する前にお口の中の虫歯や歯周病を完全に治療し、綺麗な状態を整えておくことで、妊娠初期につわりで歯磨きができない時期があっても、お口のトラブルを未然に防ぐことができます。また、レントゲン撮影や麻酔、服薬などを一切気にすることなく、万全の状態で妊娠期を迎えることができます。
本内歯科クリニックの「お腹の赤ちゃん&ママに優しい」安心の診療体制

「そうは言っても、もう妊娠しているし、体調が心配……」
どうぞご安心ください!当院は、江東区の「妊婦歯科健康診査」の実施医療機関です。プレママの皆様が負担なく安心して通っていただける環境を整えています。
【当院の妊婦様向けケアのこだわり】
- 体調に合わせた優しい診療姿勢:
お腹に負担がかからないよう診察台の角度を調整し、つわりが苦しい時は無理をせず、ゆったりとしたペースで診察を行います。 - 江東区の受診券対応:
江東区から届いた「妊婦歯科健康診査受診券」をお持ちいただければ、無料で健診を受けられます。 - 2児の父・アットホームな安心感:
院長をはじめ、スタッフ全員が子育て世代への理解に溢れています。将来のお子様の歯の育て方(仕上げ磨きのコツなど)も分かりやすくアドバイスいたします。
まとめ:マイナス1歳からのケアで、赤ちゃんに「生涯健康な歯」をプレゼントしましょう
妊娠中や妊活期のお口のケアは、単に「ママ自身の歯を守る」ためだけのものではありません。お腹の中で健やかに育つ赤ちゃんへ、将来綺麗な歯をプレゼントするための「親から子への最初のギフト」なのです。
江東区の妊婦歯科健診の受診率が39.6%にとどまっている今だからこそ、一人でも多くのママにこの事実を知っていただき、安心して健診にお越しいただきたいと願っています。
当院は、亀戸クロック周辺からも通いやすい地域密着の歯科医院です。「24時間受付のWEB予約」もございますので、体調が良い日を見はからって、どうぞお気軽にお越しくださいね。お腹の赤ちゃんとお母様にお会いできるのを、スタッフ一同心より楽しみにしています!
【本内歯科クリニックのご案内】

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(診療時間:10:00-12:30 / 14:00-19:00)
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