【顎が痛い】「噛むと痛い」「片方だけ痛む」のはなぜ?|本内歯科クリニック|亀戸の歯医者・歯科医院

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医療コラム

【顎が痛い】「噛むと痛い」「片方だけ痛む」のはなぜ?|本内歯科クリニック|亀戸の歯医者・歯科医院

歯科医師が伝える、顎の痛み・だるさの本当の原因

「食事のとき、物を噛むと顎の片方だけがピキッと痛む」
「朝起きると、なんだか顎が疲れている、全体的にだるい……」
「大好きな固いお肉やせんべいを、痛くて思いきり噛めない」
こんなお悩みはありませんか?

こんにちは。
亀戸の本内歯科クリニック院長の本内一己です。

前回のブログでは「顎が痛いときは何科に行くべき?」というテーマで、まずは歯科医院を受診してくださいというお話をしました。ありがたいことに、地域の皆様にご覧いただいております。

※前回の基本編ブログをまだ読まれていない方は、まずはこちらからご覧いただくと、より理解が深まります!

今回は、さらに一歩踏み込んで、「なぜ噛むときに片方だけ痛むのか」「顎のだるさや痛みがどうして全身の不調に繋がるのか」、ネットにある曖昧な情報ではなく、当院が大切にしている「食育(一生美味しく食べる)」との深い関係について、現役歯科医師の視点から詳しく解説します。

■ブログ監修:
本内歯科クリニック 本内院長
本内 一己


1. なぜ?「噛むとき」「片方だけ」顎が痛くなる本当の理由

患者様からよく「顎全体ではなく、物を噛むときに右(または左)の片方だけが痛むんです」というご相談を受けます。
「噛み合わせがズレているから、歯を削って調整しなきゃいけないのかな?」と不安になる方も多いですが、実は、顎関節症の治療において、基本的にはいきなり噛み合わせをいじる(歯を削る)ことは多くありません。

原因の正体は、顎や首・肩の「筋肉の過緊張(凝り)」

過度のデスクワークでいつも同じ体勢を続けていたり、力仕事で持続的・瞬間的に強く噛むことが多かったり、姿勢の悪さや運動不足が重なっている人。
そういう方の首、肩、顎の周り、そして頭の筋肉を実際に触らせていただくと、本当にカチカチに凝り固まっています。

この筋肉の過緊張(ひどい凝り)によって顎の動きそのものが悪くなり、無意識のうちに「噛みやすい片方ばかり」を使ってしまうようになります。
さらに、筋肉の緊張は夜間の激しい歯ぎしりや食いしばりを誘発しやすいため、「朝起きると顎が疲れている・だるい」「歯が浮くように痛む」といった症状としてお口に現れてくるのです。

2. 「歯は削ったら再生しない」だからこそ、
当院がいきなり削らない理由

「削って噛み合わせを調整すれば、一瞬で痛みが消えるのでは?」と思われるかもしれません。確かに削った直後は良くなった気がすることもあります。
しかし、その後にかえって全体のバランスが悪くなってしまい、「どこで噛んだらいいか分からない」「以前より噛みづらい」と泥沼のようになってしまうケースを、私はこれまでの臨床経験の中で何度も見てきました。

歯は一度削ってしまったら最後、二度と元には戻りません(再生しません)。
ですから私は、どうしても必要不可欠なとき以外は、安易に噛み合わせを調整するために歯を削ることはいたしません。

治療の基本は、まず「筋肉のストレッチ」から

当院の顎関節症治療では、まずは痛みの根本原因であるお口周りや首・肩の筋肉を優しくほぐす筋肉のストレッチを基本としています。まずはこれで、2週間から1ヶ月ほどじっくりお口の様子を見ていきます。これだけで、顎の可動域が広がり、驚くほど痛みがスーッと楽になる患者様はたくさんいらっしゃいます。

※もちろん、例外的に噛み合わせの調整を行う場合もあります。例えば「他院で新しく入れた詰め物・被せ物が過度に当たって痛む場合」や、「歯周病で歯がグラついていて、歯ぎしりした時にそこだけ強く当たってしまう場合」などです。これらは原因が明確なため、必要最小限の範囲で適切に調整を行います。

3. 【院長の視点】
顎の痛み・凝りと「食育」の切っても切れない関係

当院では、単に「痛いところを治す」だけでなく、一生自分の歯で、笑顔で美味しく食事を楽しんでいただくための「食育」を大切にしています。お口周りの筋肉が凝り固まって顎関節症になると、この食育において大きな障壁になります。

「噛みづらさ」が招く、見えない胃腸へのダメージ

顎の周りが重だるかったり、噛むと痛かったりすると、どうしても無意識に「柔らかいもの」ばかりを選んで食べるようになり、お肉や野菜といった噛みごたえのある栄養豊富な食材を避けがちになります。
さらに、噛みづらいために食べ物を細かくすり潰せないまま、ほとんど「丸飲み」の状態で胃に送り込んでしまうことになります。

これでは、栄養を吸収するはずの胃腸に多大な負担がかかり、しっかり食べているつもりでも栄養不足に陥ったり、慢性的な胃もたれを不調の原因に繋がったりします。お口は、体の中に栄養を取り入れる「一番大切な入り口」です。筋肉の凝りや顎の痛みを「大したことないから」と放置することは、ドミノ倒しのように全身の健康を崩してしまう引き金になりかねません。

4. 本内歯科クリニックでの顎関節症へのアプローチ

当院では、患者様が「10年後も20年後も、何でも美味しく噛んで笑顔でいられる体」を守るために、身体に負担をかけない優しい選択肢から順に進めていきます。

  • 首・肩・顎まわりの筋肉ストレッチ指導:
    まずは1ヶ月、過緊張を起こしている筋肉を優しくほぐし、顎本来のスムーズな動きを取り戻します。

  • 丁寧な生活習慣のカウンセリング:
    デスクワーク時の姿勢、力仕事での食いしばり、スマホを見る際の下向き姿勢など、筋肉を凝り固まらせている日常の「癖」を一緒に見つけ、改善のアドバイスをします。

  • オーダーメイドのマウスピース治療(スプリント療法):
    夜間の無意識な歯ぎしり・食いしばりによる顎関節や筋肉、そして大切な歯への過剰なダメージを和らげ、寝ている間に筋肉をリラックスさせます。

  • トラブルのある歯の精密な再治療(必要な場合のみ):
    過去に治療した場所がどうしても高く当たっている場合や
    、外れたまま放置されて噛み合わせのバランスを崩している歯がある場合は、当院の「セレックシステム」等を用いて、やり直しのない精密な適合で修復します。

まとめ
あなたの「美味しく食べる楽しさ」を諦めないでください

「噛むと顎が痛いけれど、だましだまし食べられているから大丈夫」
「朝起きると顎が疲れているけれど、いつものことだから……」

そんな風に、毎日美味しく食べる楽しさを半分諦めてしまっていませんか?
歯を削るような大がかりな治療をしなくても、日常生活の姿勢を少し意識したり、簡単な筋肉のストレッチを取り入れたりするだけで、お口の環境はガラリと健やかに変わっていきます。

本内歯科クリニックは、亀戸の地で皆様がご自身の歯で笑顔で食卓を囲めるよう、全力でサポートいたします。少しでも顎に違和感やだるさを感じたら、大切な歯を削ってしまう前に、どうぞ安心してお気軽にご相談くださいね。


【本内歯科クリニックのご案内】
医院紹介01

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03-5858-8312
(診療時間:10:00-12:30 / 14:00-19:00)

【ブログ記事監修歯科医師】

本内歯科クリニック 本内 一己 院長

住所:〒136-0071 東京都江東区亀戸7-41-11
アクセス:亀戸クロックより徒歩7分 / JR「亀戸駅」より徒歩10分

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